観光名所としてのヴェルサイユ宮殿

1661年、ルイ14世の命令によりパリ郊外で大規模な開発が行われました。20年以上の歳月が経った1682年にヴェルサイユ宮殿が誕生しました。ヴェルサイユ宮殿はルイ16世とマリー・アントワネットの結婚式が行われたり、第一次世界大戦の講和条約であるヴェルサイユ条約が締結されるなど、数々の歴史のターニングポイントの舞台にもなっています。 そんな歴史あるヴェルサイユ宮殿は、観光名所として一般公開されています。当時のフランスの栄光を目にすることができるのが「鏡の間」です。鏡の間とは全長73m、幅10.5m、天井の高さ13mの回廊です。17枚のアーチ形の巨大な窓と、同じ大きさで向かい合わせにはめられた17枚の鏡が名前の由来です。 電気のなかった時代、鏡は照明効果を果たしていました。54個のクリスタルシャンデリアと3000本のろうそくの光が反射して、鏡の間は夜でも昼のように明るかったそうです。 この鏡の間も一般公開されており、多くの観光客が行き来するスペースになっています。

 

ヴェルサイユ宮殿の庭園も見どころの一つ

ヴェルサイユ宮殿の観光は宮殿内のみならず、庭園の散策もおすすめです。ヴェルサイユ宮殿の庭園は、噴水の中心を主軸として左右対称に生け垣や花壇などが配置されています。幾何学模様に植えられた植物には芸術性を感じられます。時期によってはミュージカル噴水ショーやミュージカルガーデンを見ることが可能です。 ヴェルサイユ宮殿の庭園を楽しむために「庭園鑑賞法」という書籍がありますが、なんとこの本はルイ14世が自ら執筆したものになります。王様が自ら散策法を紹介するほどのものですから、見て帰らなければ損というものでしょう。